恵那ではたらこう

インタビュー 西尾 ひよりさん

1999年生まれ
出身地:恵那市
2022年春にUターン

これまでの経歴

恵那西中学校〜麗澤瑞浪高校〜熊本県立大学卒業。大学時代は建築を学び、まちづくりや住まい・暮らしのあり方に強い関心を持つ。2022年春にUターン、恵那市役所に入職。都市住宅課にて市営住宅の管理・運営を担当している。

なぜ、恵那に戻ってきたのですか?

4つ上の姉が一人暮らしをしており、その生活に憧れて「大学は絶対に外に出る!」と決めていました。でも、もともとは地元に愛着があり、大好きな祖父母の存在もあっていずれは戻るつもりでした。
大学卒業後に進路については、大学院への進学や学びを活かした建築コンサルティングの道も考えましたが、やはり家族の近くで暮らしたいという思いが勝り、恵那にUターンすることに。人々の生活に寄り添えて、建築に携われる可能性もある、市役所の仕事を選びました。

今、恵那でどんな仕事をしていますか?

現在は、市役所の都市住宅課で主に市営住宅の管理・運営を担当しています。入退去の手続きや修繕の手配、窓口での相談業務など、市民の方と接する機会も多い仕事です。
まだまだ1年目の駆け出しですが、自分がここにいることで「相談してよかった」「スムーズに対応してもらえた」など、相手の方に少しでもプラスになれたらいいなと思いながら仕事をしています。これからもずっと建築や住まいに関わる仕事に携わっていきたいので、二級建築士資格取得を目指して少しずつ勉強も続けています。

私が大切にしていること

どこに行くか、どこで生活するかの前に、自分のやりたいことをはっきりさせて、一度はそれをやってみること。自分自身を前に進ませる最も大きな力は、やはり「これがしたい」という強い気持ちだと思います。
そして同時に、自分を守り支えてくれる人、やりたいことを応援してくれる人たちの存在を忘れないこと。自分が望む道を歩んでいけるのは、それを応援してくれる人、支えてくれる人がいるからこそと思うのです。自分の人生だけど、自分だけの人生じゃない。自分の道を追い求めながらも、周りの人も幸せにできる存在になりたいと思っています。